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こんにちは。株式会社バーグハンバーグバーグ(以下バーグ)でインターンをしていた、神田と申します。

つい先日、バーグを卒業しました。

 

そもそも「神田って、誰?」と思っている人が多いと思いますが、今回はその「誰か」がインターンを経験した期間のことを振り返ってみたいと思います。

 

 

 

バーグのインターン募集に応募したのは1年前のこと(海苔を巻いた写真は送っていません)―

 

 

 

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応募した当日、京都に住む僕に対して「今日の夕方東京のオフィスに来てください」と言われた時は、「社会ってそういうものなのかな」と思いましたが、手違いだったとわかりホッとしました。

 

 

 

面接を経て、採用が決まってからは、会社のある東京まで、京都から夜行バスで通いました。

 

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東京での業務を終えて、京都の大学に授業を受けに帰るという生活をずっと繰り返していると、バスの座席に座った瞬間にスッと寝入ることができるようになるなど、明らかに僕の体質は変わっていきました。

 

人間の適応力というものを思い知った一年間でもあります。

 

 

 

そんな僕が最初に任された仕事は、オモコロライターであるセブ山さんのメガネを奪って逃げることでした。

 

 

 

当時は右も左もわからず、「なんで?」と思いましたが、今あらためて文字にしてみても「なんで?」以外の感想が出てきません。

 

失敗したら記事はすべて台無しになる……という極度の緊張、セブ山さんに「殺したる!」と叫ばれながら追いかけられた恐怖、そして奪ったメガネが、手の中で妙に生温かかったことを、今でも憶えています。

 

 

※この後 袋小路に追い詰められ、捕まりました。

 

 

 

夏にはバーグのオリジナルブランド米、『からだめあて』を作りました。

 

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社長の「一度作ってみたかったから」という知的好奇心からプロジェクトはスタートし、インターン生が主となって制作に携わることになりました。

 

役者さんの人選、アポ取り、メール作成など、企画を作るにはどういう工程が必要なのか……そして一つのコンテンツにどれ程たくさんの人が関わっているのか、ということを学びました。

 

苦労の末、実際にお米ができあがった時は、まるで子供ができたように愛おしく感じました。

何かを作り、人と関わるというのは、本当に素晴らしく、感動的な体験でした。

 

 

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こちらがその、感動的なコンテンツのビジュアルです。

 

 

 

 

バーグでは色んな仕事をさせて頂きましたが、卒業を決めたのは理由があります。

自分自身がインターンとしての役目を終えたと感じたからです。

 

僕はインターン業務の一環として、オフィスの観葉植物に水をあげていました。

 

 

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長い連休以外は毎日毎日、一度も欠かすことなくお水をあげました。

 

 

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するとどうでしょう。青々としていた草木は、今は見る影もなく薄茶色に。

次々と枯れていきました。

 

 

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こうして僕の、インターンとしてのメイン業務―「草を枯らす」という使命は果たされたのです。

これからは立派な社会人として、入社する会社の草木を軒並み薄茶色にしてやろうと思います。

 

 

 

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今までお世話になりました。

 

 

(おわり)