こんにちは、バーグハンバーグバーグでインターン生の神田(こうだ)です。
私は現在京都に住んでいるため、東京の中目黒にある会社まではかなり距離があります。
調べたところ、その距離451km。遠いですね。
時速451kmで走れば1時間ですが物理的にムリです。
そのため勤務がある週は、京都から東京まで移動する必要があります。
しかし私は大学生。新幹線や飛行機なんてとても高くてそうは使えません。
なので私は夜行バスを使って東京まで来ています。
さすがに毎日通勤しているわけではなく、週1回夜行バスを利用して3〜4日ほどインターンとして出勤して、滞在中は東京在住の友人の家に泊めてもらうのが基本的なルーティンとなっています。ともかく、その夜行バスのおかげで私はバーグハンバーグバーグへと通勤できているのです。
夜行バスとはその名のとおり夜に出発して翌朝目的地に到着するバスのことです。
夜行バス、良いんですよね。安いし、楽しいし、寝てる間に到着するしという三拍子そろった素晴らしいバスです。
今回はその夜行バスの魅力についてお話しさせていただきたいと思います。
夜行バスの楽しみ
夜行バスの楽しみとは一体何でしょうか。
それはときおり停車するサービスエリアにあります。
ご存知の方もいると思いますが、乗ったことのない方へ念のため説明いたします。夜行バスは途中で乗務員・乗客の休憩のために、何度か高速道路の途中に設けられているサービスエリアに停車することがあるのですが、これが意外と楽しいんですよね。
こちらは静岡県の浜松サービスエリアです。
バスを降りて吸い込む夜のひんやりとした空気、固まった身体を外でストレッチしてほぐす瞬間、とても気持ちがいいのです。多くの人が混みあう昼の顔とはまた違った静かな雰囲気もGOOD。
サービスエリアには各地の名産品が取り揃えてあるので、下車したときにそれをつまむのもまたいいですね。ちょっとした小旅行気分です。
夜行バスが停車する海老名サービスエリアには、メロンパンを持った緑色のキティちゃんがいます。新幹線に乗っていてはこのキティちゃんに出会うことはできません。
肝心のメロンパンですが、自分が行ったときにはいつも売り切れているため、残念ながら食べたことはありません。ですが、各サービスエリアの名物グルメを楽しむことができるのも夜行バスならではです。
夜行バス内での過ごし方
バスの中ではいかに目的地まで心地よく過ごすかということが重要になってきます。
イヤホンで音楽を聴く人、アイマスクをつける人、ネックピローを膨らませる人、乗客それぞれが自分の心地よい環境を作っています。
ではバスの中で心地よく過ごすために一番大切なことは何でしょうか。
それは座席を倒して楽な体勢を整えるということです。
図にしてみました。
このように座席を倒して身体をもたれさせた方が圧倒的に楽なのです。
しかし、だからといって好き勝手に座席を倒してはいけません。
バスには他の乗客の方もいらっしゃいます。
座席を倒す前には、きちんと席の後ろの人へ一声かけるのがマナーです。
誰しも座席を倒したいですし、また座席を倒されたくもありません。
しかし、きちんと一声かけるとほぼ全ての人は「いいですよ」と快く了承してくれます。
そうした相手を思いやる心が何よりも大切なのです。利己的になってしまってはいけない。
ですが、「いやです」と言われたらいさぎよく諦めましょう。
もし声をかけないで座席を倒そうとした場合はどうなるのでしょう。
後ろの人にしてみれば、座席を倒されると、その分自分のスペースが狭くなるため過ごしにくくなります。
そういう時は…、
そういうときは大抵、ひざでブロックされる可能性が高まります。
あなたが夜行バスに乗り、断りもなく座席を倒そうとして、「あれ?これ以上倒れないのかな?」と思ったときは、だいたい後ろの席の人がひざでブロックしているからなのです。
私も以前に、声をかけずに倒してくる人がいたので、ひざブロックの話を思い出して実践してみたのですが、ひざが完全に破壊されそうになりました。この手法はあまりオススメできません。席を倒す時にはお互いを思いやる心を大事にしましょう。
夜行バスの値段
なんといっても夜行バスの魅力はそのお値段です。
新幹線で京都から東京に行くと、片道13,080円。往復だと26,160円。
これは大学生の私では毎回捻出するのは難しいです。
その点、夜行バスは新幹線や飛行機といったその他の交通機関に比べれば比較的安価で利用することができます。
料金表を見てみますと…、
平日は1,800円という破格の安さ。
比較的安価というか、比べるまでもなくズバ抜けて安いですよね。
どういう仕組みになっているのかまったくわかりません。利益出てるんでしょうか。
しかし、この値段で驚いてはいけません。
先日、私が利用した夜行バスの料金明細を御覧ください。
8 2 0 円 ! !
451kmの道のりが、820円。1メートルに換算すると0.00182円です。
もうとんでもない値段ですよね。820円。3ケタですよ、3ケタ。
1000円でおつりがくるんですよ、京都から東京まで行って。
ラーメン一杯分で京都から東京に来れちゃう時代です。
とはいえ、このヤバすぎる値段は「平日」かつ、バスターミナルの新規オープンキャンペーンで配布された「1000円引きのクーポン使用時」でした(現在は終了しています)。
いつもこの値段というわけではありませんが、昼ご飯代くらいの金額で東京ー京都間を行き来できるって革命的ですよね。
整理すると、
新幹線 13,080円
通常の夜行バス 1,800円
クーポン使用の夜行バス 820円
何度もくどいようですがこの安さ、ヤバくないですか?
おわりに
いかがでしょうか。
道中で名物グルメを楽しみ、人同士の思いやりの心が芽生え、さらにヤバイ値段で乗れるという夜行バス、なかなかいいと思いませんか?浮いたお金でごはんを贅沢したり、いつもより多めにお土産を買ったりしてみてもいいかもしれませんね。
表を作ってみました。
こうしてみると夜行バスのよさがわかりますね。
そりゃ快適さで比べたら新幹線のほうがいいですけど今はそんな話をしていません。
東京-京都間の新幹線と夜行バスのおおよその移動時間を比べてみると、夜行バスは新幹線の4倍の移動時間がかかっていることがわかります。しかし、夜行バスは時間こそかかりますが途中でいろんな所に立ち寄ることができるので、移動の中にちょっとした楽しみを見つけることが出来ます。
もちろん新幹線のスピードには敵いませんが、たまにはゆっくりのんびりとバスに揺られながらの移動もなかなかいいものではないでしょうか。
今回夜行バスの魅力をみなさんにお伝えすることができてとてもうれしいです。
みなさんも機会があればぜひ夜行バスを使ってみてください。
それでは今日は夜行バスに乗りすぎて体がバッキバキなので新幹線で帰ります。
さようなら。