平素よりオモコロをご覧いただき、誠にありがとうございます。一部SNS上にて問題となった、ライター・セブ山の不誠実な行動への対応についてご報告させていただきます。

 

オモコロ(運営会社:バーグハンバーグバーグ)では現在50名以上のライターが執筆していますが、十数名の社員兼ライターを除いたメンバーについては、フリーの外部ライターに原稿執筆を委託している関係にあります。そういった間柄である以上、外部ライター個人の私生活について逐一管理するという立場にはなく、起こった問題についても当事者間の問題として処理していただく方針です。しかし、今回のケースに関してはセブ山本人が過去に発表してきた記事などと内容が無関係ではないことなどから、本人との話し合いを行いました。

 

結果、異性関係の乱れからインターネットを通じて知り合った女性の心を傷つけた件などが事実だったことを確認いたしました。

 

すでに当事者間では和解済みとのことでしたし、個人間の問題についてこれ以上言及を重ねることや、事態を大きくすることは本意ではありません。とはいえ、ライターを起用する企業としての倫理観や、友人としての信頼関係の観点から、こうした不誠実な生き方を改めるよう、セブ山本人に強く申し入れを行いました。

 

オモコロというメディアは、小さいながらも読者の皆様の心を少しでも愉快にしたいという思いのもとで運営しております。彼は弊メディアでも恋愛や性にまつわる記事を多く書いていました。しかしこれまで書いてきた記事と、今回起こってしまったことを照らし合わせると、今後それをオモコロというメディアの表現物として成立させるのは困難であると感じます。また運営会社として、こうした不誠実な行為を間接的にも肯定する立場ではあってはならないという気持ちがあります。

 

よって、当該ライターとの関係を改める期間を設けたいと思います。今後、新規の記事執筆依頼は控え、連載中のラジオコンテンツに関しては、誠に勝手ながら本日を持ちまして終了とさせていただきます。

 

顔や名前をインターネット上に公開して活動するライターとして、自らの不誠実な行為が自他の人間的・社会的信頼を傷つけるリスクは、本人も重々承知しているはずです。彼はそれを啓蒙することのできる立場でもありました。だからこそ、なぜこのようなことをしてしまったのか、私どもも大変無念な気持ちであります。また、彼のこれまでのラジオなどでの発言を看過してきた私どもにも責任の一端はあると考えております。ご不快な思いをされた方には、大変申し訳ございませんでした。

 

様々なご意見などあるかと思いますが、今後こうした発表をすることがなくなるように、組織としての改善に努めていきたいと思います。今後ともご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。

 

 

バーグハンバーグバーグ代表
長島 健祐

 

オモコロ編集長
原宿