こんにちは、ウェブディレクターのかんちと申します。
弊社が運営するWebメディア「オモコロ」は2005年に開設して以来、人生で何の役にも立たないような記事や漫画、ラジオなどを毎日更新し続けてきました。
おかげさまで最近のオモコロ全体のページビューは多い月で2,000万PVを超え、たくさんの方々にコンテンツを楽しんでいただいております。いつもありがとうございます。
そんなオモコロですが、毎日好き勝手にコンテンツを制作・公開する傍らで、企業様からお金を頂きながら様々な商品やサービスをPRする記事も制作しています。
あるときには洗顔料のPRだったり、
あるときには大手通信キャリアの新料金プランのPRだったり、
そしてあるときには話題の新作アニメのPRだったりと、皆さんに記事を楽しんでもらいながら商材を認知してもらおうと、様々な企画(記事広告)を世に出してきました。
ありがたいことにどの記事広告もたくさんの方に読んでいただけ、SNSでのコメントもいつもポジティブな反応が並んでいます。
しかし中には、
といったコメントも。
ですよね~。
そう疑問に思うことは全く自然なことだと思います。オモコロ記事広告は「◯◯の使い心地を試してみた」のような、商材をメインにした企画は基本的に行っていません。
よくテレビで番組の流れそのまま、同じセットで商品を宣伝するコーナーを見かけることがあると思いますが、構造的にはあれと同じ。記事本編を楽しく読んでもらいつつ、その流れで商材の情報を伝える手法を取ることが多いのです。
そのため記事を最後まで読まないと、何の商材のPR記事なのか分からない……なんてこともあります。
さて、そんなオモコロ記事広告ですが、実際どれくらいの商品が売れるのでしょうか?
……ごめんなさい、それは正直よく分かりません。分かりませんが、記事を出すことで読者に商材を認知してもらえることは確かです。
お願いです、信じてください!ぜひクライアント様からのご相談をお待ちしております!
……といっても信用できないと思うので、最近の記事広告の事例とその反響をご紹介します。
アルコール飲料の事例
今回紹介する事例は2021年5月25日に公開された、サッポロビールのアルコール缶飲料「男梅サワー」のオモコロ記事広告です。
まだ世に無い斬新な設定の「オリジナル居酒屋」を4人のメンバーがそれぞれ紹介する企画。
「殺」という文字が入ったユニフォームを着た店員が出てきたり、
異型の店員が出てきたりと、記事では好き放題させてもらいました。
最終的には「さて居酒屋といえば…」という流れで、男梅サワーのおすすめの飲み方や新商品を紹介しています。
以下、記事公開後のTwitterでの反響です。
オモコロでPRやってたし男梅サワー飲むかってなるのであんなのでもPR記事としては効果ある
— みつあみ (@4_no_mae_is_3) May 28, 2021
https://t.co/qOl4rB17VR
この記事昼間に読んで今日は男梅サワー、広告は成功している。 https://t.co/XRhEohuNIf— 松島 健梧 (@Jupiter4197) May 25, 2021
今週のリモ飲みもたのしかった〜〜〜!
オモコロの記事で見てはじめて男梅サワー飲んだ! おいしかった〜🔴 pic.twitter.com/yI0ibbTQzj— 🪑 (@marimo_alt) May 28, 2021
オモコロ見てきになったから男梅サワー買ってきた あしたのむ pic.twitter.com/4dM37X8zz4
— ス゛ッキ𡿨 (@Zukky35) May 27, 2021
買っちゃった…
オモコロの広告記事のせいや…#オモコロ #バーグハンバーグバーグ #男梅サワー pic.twitter.com/i1qColtgdY— アッキー (@AKT_1975) May 25, 2021
これ見てからなんとなく男梅サワー買ってしまう頻度が増えたなぁ……
【斬新】俺の考えた「オリジナル居酒屋」選手権! | オモコロ https://t.co/zsS9051wzm
— にんじゃ。 (@ninjya14) July 21, 2021
オモコロの記事を見て男梅サワー買いました。サッポロの広報担当の方見てますか?
— ぐりい (@othermouseoh) May 25, 2021
ここで紹介したコメントはほんの一部! オモコロ記事広告キッカケで「男梅サワーに興味を持った」「実際に購入した」という方がまだまだ沢山おられました。
読者の皆さん、本当にありがとうございます!
この結果をクライアントであるサッポロビールの男梅サワー担当の方に報告したところ、下記のようなコメントを頂いたので紹介します。
「記事の初稿を読んだときは、『これを世に出して本当に大丈夫なのだろうか……』と不安になりましたが、そのへんの温度感はオモコロさんが一番わかっていると思うので、社内をなんとか説得し、すべてお任せすることにしました。結果、多くの方に記事を読んでいただけたようで、読者の方のTwitterでの購入報告もたくさん見受けられ、愛されているメディアなんだなと感心しております。ちなみに男梅サワーのプロモーションは、戦略ターゲットとして20~30代の若い層にコミュニケーションを当てる設計にしています。なので今回の取り組みはオモコロ読者層とも合致していて、媒体として最適だったと思います。今後も新商品発売やキャンペーンのタイミングなどでお願いしたいと思ってますので、オモコロ読者のみなさん、これからも男梅サワーをよろしくお願いいたします!」
いやー、嬉しいお言葉!またの機会、お待ちしております!!
そしてこの記事をご覧になっていて、商品やサービスのプロモーションを検討している企業様や広告代理店の方がおられましたら、まずはお気軽にお問い合わせフォームからご相談ください!