ダ・ヴィンチ・恐山です。
入社して一ヶ月以上経過し、徐々にバーグハンバーグバーグの環境にも慣れてきました。
最近ちょっとした悩みがあります。
僕はけっこう人見知りするほうです。小学1年生から中学卒業まで9年間通った公文式の先生にも最後まで心を開かず、心の中で「毒の沼」と呼んでいました(いつも着ている服の色使いがドラクエの毒の沼のドット絵に似ていたから)。
さて、最近、大学生のインターン生が入ってきました。僕は彼らとなかなか打ち解けられずにいました。
ほかの社員の皆さんは入社以前から親交があるのである程度慣れているのですが、ほとんど初対面だったインターンの二人とは、話すきっかけを見失ってしまっていたのです。
インターン生を紹介します。
左がトワックン、右が神田(こうだ)くんです。
ふたりともとても良い人たちなのですが、僕はなぜか彼らに苦手意識があります。なんとなく目を合わせてしゃべれないのです。
京都から毎回夜行バスで来ている神田くん
沖縄出身でいつも明るいトワックン
思えば、インターン生とはほとんど会話したことがない気がします。何を話せばいいかわからないのです。
世代間ギャップというやつかもしれません。
もくもくと作業をするふたり。なんとなく話しかけづらい。
しかしこのままでは仲良くなるチャンスは永遠に訪れないので、勇気をだして雑談をふってみることに。
「トワックン、好きな食べものとかある?」
「……………シュ………」
「神田くん、今日いっしょにお昼ご飯でもどう?」
「シュル…………………」
こんな感じで、話しかけても「シュル」「ッシュ」「シュチ」などの空気が抜ける音が戻ってくるばかり。一向に会話が弾みませんし、どこから抜けている空気なのかもわかりません。
なにか気に障るようなことを言ってしまったのでしょうか。
インターン生どうしの仲はとても良好らしく、昼休みはよく栄養を交換しています。
本当は私も仲間に加わりたいのですが……
やっぱり「顔」を見て話さないと仲良くなれない気がする!
もう描きこむことにしました。
トワックンがだいぶ親しみやすくなりました。
神田くんにも描きこみます。
いい後輩っぽさが増した気がします。
こうして私はインターン生と目を合わせられるようになりました。
そして「話しにくい相手には顔を描きこめ」という学びを得たのです。
すると、神田くんがいきなり私の仮面を剥がしにかかってきました。
「そういうお前の顔はどうなんだ」とでも言いたげです。
やめろー!
いや、幼児がいる家の冷蔵庫みたいになってるんかい!
以上です。