目が虚ろで失礼します。
バーグハンバーグバーグでインターンしている神田です。
今回のイベントがたのしみすぎて虚脱状態になってしまいました。
4/16、新宿ロフトプラスワンにて、バーグハンバーグバーグが運営するWEBメディア「オモコロ」が主催するイベント『オモコロふしぎ発見!2』が開催されました。
『オモコロふしぎ発見!』の内容は紛うことなく『世界ふしぎ発見!』をリスペクトしてオマージュし、全く同じシステムでクイズを出題していくという内容です。まさかオモコロ編集部の皆さんが番組をパクるとは思えません。
この記事では、イベント当日の様子などをインターン生の目線でレポートさせていただきます。
関係者シールを貼って関係者になったら準備完了です。
いいですよね、「関係者」って響き。
ここだけの話ずっと関係者にあこがれていました。
ずっと肩口にシールを貼り付けたかったので大満足です。
リハーサル
今回のイベントは18時開場・19時スタートでしたが、出演者の方々は17時から現場入りし、入念なリハーサルが行われました。
みなさんがゴチャゴチャしたところでなにやらゴチャゴチャした機材をいじっています。
左から二人目のメガネをかけている かんちさんは、私たちインターン生の教育係としていつもステキな笑顔で見守っていてくれます。全部大丈夫だよ、首をたるませながらそう言ってくれているかのようでした。
動画の確認、スライドの確認、会場にも緊張感が走ります。いつになく真剣な表情のみなさんにドキッとしました。空気がピンと張り詰めているようでした。
司会の原宿さんはメチャクチャに緊張してらっしゃいました。
殺人的な緊張感です。やはり司会者のメンタルは相当なんだなと思いました。
それとは裏腹に山口さんとかんちさんはとっても笑顔。
かんちさんは何かおいしいものでも食べたのでしょうか。
とろけそうな笑顔です。食いしんぼうめ。
それを見たインターン生のトワックンが癇癪を起こしてかんちさんのお尻をメチャクチャに叩き始めました。怖くて止められませんでした。
控室では解答者のみなさんが待機していました。まるで緊張感が感じられません。
というのも、三人は当日にミステリーハンターから出題される問題に答える役目なので、事前の準備も必要なかったのです。永田さんの笑顔から、底知れない余裕を感じさせます。
会場の外にはお客さんも集まってきていました。
みなさん今回のイベントをとても楽しみにしていらしたようで、開場前にもかかわらず階段に列ができていました。
それもそのはず、今回のチケットは前売りですでに完売してしまっていたからです。みなさんイベントをとても楽しみにしてくれているのだなと思いました。自分が何か制作に携わったわけではないのですがなんだか誇らしいです。あらためてすごい環境に身を置かせてもらっていることを実感します。
一方そのころ原宿さんは緊張がマックスに達し真っ青になっていました。
大丈夫でしょうか。心なしか顔もどんどん険しくなっていっている気がします。
怖い。
こんな悪鬼羅刹の殺人ミュータントのような表情は社内で見たことがありませんでした。
パネラー席の上にあるのは、ひとしくん人形ならぬ「原宿くん人形」です。
これも「世界 ふしぎ発見!」をリスペクトしているからに他なりません。
赤い帽子はスーパー原宿くん人形です。
「スーパー原宿くん人形の使い方がカギになる」と本番中に原宿さんがおっしゃってましたが、特にそんなことありませんでした。
イベントスタート
お客さんが入り始めるとなんだか私も緊張してきました。
いよいよ19時、『オモコロ ふしぎ発見!2』スタートです!
解答者の3人が入場し、乾杯の合図でイベントがスタートしました。
トップバッターは「漫画ハンター」、凸ノさん・リュウイチさん・カメントツさん。マンガ家3人による書き下ろしマンガミステリークイズを披露していただきました。
「嘘つきが描いた漫画はどれか?」
「猫嫌いが描いた漫画はどれか?」
など、マンガを描いた人間の心理を読み解くクイズに解答者のみなさんも頭をひねっていました。
猫のぽんたで知られる剛さんにネタを提供してもらったり、
男の娘タレントの大島薫さんに声をあててもらったりしたそうです。
みなさん力の入れようがすごかったです。おもしろさに余念がない。ただナレーションは別の人に頼めばよかったのにと思いました。
2人目のハンターは「闇社会ハンター」、冷凍食品さん。
”闇社会”というタイトルからは怪しげなものを感じずにはいられません。
前回は「歌舞伎町でオモシロを見つけてライブでクイズを出題する」という内容だったらしいのですが果たして今回は?
夜の代々木公園でトゲゾーこうらをぶつけられて死んでしまいました。
その後の打ち上げにはいらしていました。元気だったようでなによりです。会場にはめくるめく展開にキョトンとした人も多かったですが私は冷凍食品さんの器用さに驚きました。あの小道具、もう使わないんだったらほしいです。
なぜかマリオの海のステージの曲が流れていったん休憩に入ります。
3人目は「大陸ハンター」、宮川サトシさん。
情熱大陸に関する漫画を描いていらっしゃる宮川さんは、お得意の情熱大陸にまつわるクイズを出題してくださいました。
内容は書けませんがまさかゴシップネタを聞くことになるとは。
会場には「嘘~!?」の声がこだましました。
4人目は「教育ハンター」、シモダ社長。
今回はとあるキャラクターについて我々に教育していただきました。
もしクイズに正解できなかったら解答者(=全員社員)の給料を下げるという社長の無茶な職権濫用に解答者の皆さんはただ手をこまねくしかありませんでした。
どんなキャラクターかは権利の都合上お知らせできませんが、会場の認知度はイマイチでした。
会場にいらしてたオモコロライターのマンスーンさんに「今の若い人たちこのキャラクター知らないでしょ」と尋ねられました。実際、素手で新幹線を止めて靴ひもが切れたことぐらいしか知識がなかったです。
私はこの映像を目の当たりにし、「メチャクチャにお金をかけた悪ふざけだな」と思いました。これはあとから聞いたのですが、この企画はシモダ社長が、「某キャラクターが山で何者かに追われて逃げまわっていたら面白いな」という思いつきから生まれたそうです。どんなにアホらしくみえても自分のおもしろいと思ったことをストイックに追求するオモシロ哲学は私も学ぶべきところです。
5人目は「錬金ハンター」の山口むつおさん。
「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」の「何を作っているんでしょうか?」のコーナーに則ってどんな料理を作っているのかというクイズを出題していました。
たたでさえ「世界ふしぎ発見!」のフォーマットを借りてるのに別の番組持ち込んだら大混乱じゃんと思いました。
一見ふつうの料理を作っているように見えたのですが、映像の途中で山口さんお手製の調味料「首汁」が登場します。
映像が終わると会場をにぎわせた「首汁」が実際に登場。前の席からは小さく悲鳴があがっていました。
クイズに正解した解答者は実際に映像の中の料理を食べることができたのですが、ダ・ヴィンチ・恐山さんが親子丼を食べて「すっぱい」とひとこと。
この「首汁」は最終的にはお客さんにプレゼントされたそうですが、こんなものあげる方ももらう方もどうかしてます(4kgあるそうです)。
6人目は「UMAハンター」、セブ山さん。
「UMA」とは、英語で謎の未確認生物を意味する「Unidentified Mysterious Animal」の頭文字を取ったものです。今回はUMAとしてオモコロライターのリックェさんが登場しました。
内容はリックェさんのデートをセブ山さんが盗撮するというもので、リックェさんの一挙手一投足に会場が沸いていました。さらにリックェさん本人登場で会場は大盛り上がり。
どうやらリックェさんにこのことは伝えられていなかったようで、偽デートと発表の二重ドッキリでした。デートを盗撮されてた挙句それを大勢のお客さんの前で晒されることになるとは。リックェさんの気持ちになると今すぐ絶命したくなりましたが、ステキなデートクリエイトでした。
ちなみに、リックェさんは映像の中で「好きな食べものは?」と聞かれた時に「おこわ」と即答していました。おこわ、おいしいですよね。
大トリを飾る7人目は「洞窟ハンター」、ヨッピーさんとキショ松さんです。
キショ松さんは紹介画像ではなぜかワイプでした。入れてあげればいいのに。
さすがに解答者の皆さんにも疲れが見え始めました。
ヨッピーさんが制作した映像は、WEB上では載せられるはずもない酷いものでした。セブ山さんのプレゼンで盛り上がった会場をきれいにチルアウトさせてくれました。
映像のあと、キショ松さんが満を持して登場したのですが、他の方が登壇されるときは拍手があったのにキショ松さんの時は水を打ったような静けさでした。ここまで清々しい拒絶を目の前で見たのは初めてです。
以上計10名のミステリーハンターたちがさまざまなクイズで解答者を翻弄しましたが、いよいよ結果発表です。
優勝は、2ポイントゲットしたダ・ヴィンチ・恐山さんでした!おめでとうございます!ちなみにこれはかなりどうでもいいのですが、インターン生の間でダ・ヴィンチ・恐山さんを「ダヴィさん」と呼ぶ「ザンチさん」と呼ぶかで意見が分かれています。永田さんに呼び方について聞いたら「ザンっち」が正解だそうです。恐山さん本人には確認していません。
優勝者である恐山さんには後日優勝賞品である、特製「おばあちゃんのひざ掛け」が贈られるそうです。
春先にぴったんこですね。うらやましいです。
最後に全員集合でイベントは大団円で幕を引きました。
原宿さんははつらつとした笑顔、ヨッピーさんはイベントの間に何があったのでしょうか。
ARuFaさんは靴を食べてしまっています。きっとおなかが空いていたのでしょうね。恐山さんも物欲しげに見ています。
結局誰もふしぎ発見っぽくしないまま終わってしまいましたが、私と同じくインターンをしているトワックンの格好だけが唯一ミステリーハンターそのものでした。
ロフトプラスワン名物の「みそマヨキャベツ」がめちゃくちゃおいしかったそうです。よかったですね。
このあとみなさんで打ち上げに行きました。
冷凍食品さんがなぜか花火がキラキラと輝く料理を手渡され、はからずも誕生日をお祝いされているように見えてしまいまいした。
お祝いされた本人も驚きを隠しきれていませんでした。
おわりに
今回のイベントは、「イベントがどう作られているか」を学ぶ意味でもとてもいい経験をさせていただきました。
私は入り口でアンケートを回収していたのですが、そのときお客さんに「インターンブログ見ました!」「がんばってください!」とあたたかく声をかけていただいたのがとても嬉しかったです。
やはりその場で生の声をいただけるのってとてもテンションが上がりますし、なにより励みになりました。
これからも記事を書かせていただくのでみなさんよろしくお願いします!
と思いましたがかんちさんにスライドの中へ閉じ込められてしまったため私はどうやらここまでのようです。
ありがとうございました。
(おわり)